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ニジェール学校保健研究

 ニジェールは世界最貧国であり、経済的・環境的にも非常に厳しい状況に置かれている国の一つです。極端にインフラ整備やアクセスの問題がある国でどうやって学校保健を普及させるかについてJICA人間開発部・ニジェール事務所と共同研究を取り組んできました。国際学校保健コンソーシャムでアジア各国で展開している包括的学校保健の自己評価システムをWACIPAC(国際寄生虫対策西アフリカセンター(ガーナ野口記念医学研究所内))に紹介し、パートナー機関であるニジェール教育省はJICAの協力のもと環境に特化した形で単純にして改善のガイドラインを作成し全国規模に配布しました。この効果を判定するための大規模な研究を実施してきましたが、学校を支援する住民組織での学校保健関連の計画と予算付けが明らかに改善されていることがわかりました。ニジェール教育省をカウンターパートに、厳しい条件でなにができるかを共に考えて、学校保健の戦略の改善とその評価研究を続けています。