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マイグラントヘルス研究

難民・移民の保健医療

 タイ・ミャンマー国境におけるミャンマー移民への支援を通して(NPO法人メータオ・クリニック支援の会/JAM活動参照)、移民の保健医療の現状を見つめてきました。この地域の難民問題は20年以上にわたり続いており、Chronic Emergency(慢性緊急問題)となっており難民キャンプの外に生活する人々は増え続けています。単なる診療活動の強化だけでなく、メータオ・クリニック(MTC)は地域保健活動の強化を始めました。保健センター等の保健医療施設を持たない移民コミュニティーは唯一の地域ネットワークである移民学校を基盤に保健活動を展開してきました。この中で、当教室では学校保健の基盤強化形成を、アクションリサーチとして実施し、学業のみならず地域住民の健康改善に成果を示してきました。現在、ミャンマーの民主化において、政治難民でなくなった人々は、タイ社会への同化の道を模索しています。移民に対する保健医療整備も進められているものの、現状では身分登録問題、経済的問題、文化・言語の壁など様々な理由から、移民がタイの保健医療サービスにアクセスすることはまだ困難な状況にあります。

世界における移民の数は2億1400万人(WHO)。
 ユニバーサル・ヘルス・カバレッジへの重要性が高まる中、母国と受入国、両国間のはざまで見落とされがちな移民の保健医療整備について研究を開始します。


リンク先 JAM http://www.japanmaetao.org/


NPO法人メータオ・クリニック支援の会

NPO法人メータオ・クリニック支援の会 /Japan Association for Mae Tao Clinic(JAM)
 

 メータオ・クリニック支援の会(JAM)は、タイ北西部にあるビルマ/ミャンマー難民診療所「メータオ・クリニック/Mae Tao Clinic」を支援するために設立された国際NPOです。国際地域保健学教室に事務局をおいて、タイと日本各地をインターネットでつなぎ毎月定例会議を開催しています。医療人材派遣、技術・物資支援やスタディーツアーの開催、日本でも国際保健イベントに出展するなど、タイと全国各地にいる通称“ジャム”メンバーとともに活動しています。

毎月の定例会議

グローバルフェスタ2013に参加

現地派遣員による院内感染活動の様子

リンク先
WEB http://www.japanmaetao.org/
FACE BOOK メータオ・クリニック支援の会 Japan Association for Mae Tao Clinic(JAM)